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2017.02.21

人種の多様性と英語の重要性/Diversity as Instinct

Category 子供の英語教育

Tags マーティン・ルーサー・キング牧師英語教育人種の多様性未来の子どもコミュニケーションスキルこどものためにできること

人種差別撤廃を訴えたマーティン・ルーサー・キング

今日はアメリカにおける祝日です。1964年にノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング牧師(Martin Luther King Jr.)の一生と、彼の残した業績を称える祝日です。

第二次世界大戦が終わり、自由と平等が実現されたかのようなアメリカでしたが、まだまだ人種差別の厚い壁がありました。マーティン・ルーサー・キング牧師は数々の非暴力デモを通し、人種の平等を訴え続けました。39歳という若さで暗殺されましたが、彼が築いた非暴力の伝統は消えることはありません。

“I have a dream!”

この有名な演説を耳にしたことがある方は少なくないかと思います。「私には夢がある!」という彼の言葉は歴史に深く刻まれ、今なお世界中の人が彼の夢の実現に闘い続けています。

A look back on Martin Luther King Jr.’s I have a dream speech from August 28, 1963.

人種の壁を打ち破るのに必要なもの

ロサンゼルスで子育てをしていると、本当に恵まれていることに、日常生活でありとあらゆる人種と触れ合うことができます。そしてそれが当たり前のことなので、誰も「あなたはどこから来たの?」などと聞くことがありません。公園で、アジアの子、黒人の子、白人の子、南米の子、そして私の子どものようにハーフの子・・・あげればきりがありませんが、ありとあらゆる人種の子が一緒に遊んでいる光景が見られます。何よりも感動するのは、子ども達はそれすら気づかないということ。

きっと子ども達には”人種の違い”というコンセプトがないのでしょう。そのようなコンセプトを作り、教えるのはきっと大人達。逆を言えば、大人がそれとは反対のコンセプトを子ども達に伝えることはできないものでしょうか。人と違っていい、大切なのは、「自分と違う人と、どうコミュニケーションをとるか」ということですから。人種の壁を打ち破るには、共通の言語が必要になることと、さらには高いレベルでのコミュニケーションスキルが必要となります。

 

世界の一員としての共通言語《英語》

私は子ども達は”家族の一員”であり、”社会の一員”、そして”世界の一員”であると考えます。アメリカは人種のるつぼと言われますが、特にここロサンゼルスでは人種の多様性が尊重されます。これからの子ども達が生きていく時代では、きっと人種の多様性が当たり前となり、私達の時代とは違うコミュニケーションスキルが求められることでしょう。

「格好がいいから」「トレンドだから」などの理由で子どもに英語を教えようとは思いませんが、世界の一員として、未来を生きる人間として、やはり世界の共用語である英語が不自由なく使えるようになってほしいと願って止みません。

Mutsumi Paterson // Los Angeles

(ムツミ・パタソン/ロサンゼルス)