様々な素材は”子どもたちの100の言葉”を表すためのツール

レッジョ・エミリアアプローチでは、子ども達には100の言葉があるとご紹介しました。

子どもが100人いれば100通りの考えが、そして100通りの表現の仕方、100の言葉と100の発見と100の夢がある

レッジョアプローチでは、子ども達が自分自身を表現するためにさまざまな材料や手法が使われます。子ども達が持つ素晴らしい思考を具体的な形に表現するためです。子ども達が自分を表現する方法は言葉だけではありません。ましてや言葉をまだ完全に習得していない幼児には言葉だけでは自分の思いを表現しきれないかもしれません。レッジョで使われる手法は言葉、絵画、コラージュ、彫刻、建築、木工、粘土、ワイヤー、縫製、運動、光と影、演劇、音楽など。

 

 

 

 

 

Drawing with Oil Pastels

これらの様々な素材や方法から発せられる子ども達の表現を通して、大人は子どもの思考をより深く汲み取ることができるのです。そしてそうすることにより、子ども達はより深いレベルでのコミュニケーション能力を発達させることができるようになるのです。

読み書きを早期から幼児に教えることは否定しませんが私はやりません。言葉だけが子ども達の表現方法ではないから。

子ども達は自分が知っていること、理解していること、疑問に思っていること、不思議に思っていること、感じていることを世界に精一杯伝えようとしています。レッジョアプローチでは、様々な素材や手法を通し、子どもが持つそれら抽象的な思考を具体化し表現することができるのです。

Mutsumi Paterson // Los Angeles

ムツミ・パタソン(ロサンゼルス)