働くママにとっての悩みは「仕事」と「子育て」の両立。しかし、子供が成長するにつれて悩ましくなるのは、「仕事」と「子供の教育」の両立です。乳幼児期を過ぎれば、子供は”育て”ればいいわけではありません。教育意識の高い働くママほど、子供が大きくなるにつれて働き方に悩み始めるそうです。

ママが仕事と子供の教育を両立できるのは「フリーランス」?

 

日本経済新聞が運営するオンラインサイト「Nikkei Style」が、「ママがフリーに 子育てと仕事両立、もう一つの選択肢」という記事で仕事と子育てを両立するためのママの働き方を特集していました。

最近は総合職でバリバリ働いた経験のあるママを、フリーランスとして契約する人材エージェント会社が増えているようです。

「出産などでいったん退職すると企業への再就職は難しい」。こう指摘するのは、人材育成のコンサルティング会社アビライトの安部社長。(中略)退職した女性のなかで能力が高い人が数多くいることを実感。アビライトでは面談などを通じスキルの高い女性と契約し「プロジェクト管理から経営コンサルまで重要な仕事を任せている」という。

エージェントと契約する形のフリーランスですが、エージェントが企業と提携しながら適切な人材配置をするため、フリーランスでも責任のある仕事を任せてもらえたり、雇用されていた時と変わらない収入を得られることも珍しくないそうです。それでいて時間拘束は限られているので、子供との時間も作れます。

ママにとって「フリーランス」は第三の選択肢

 

新しい働き方に関するメディア「Warris」が「バリキャリでも、専業主婦でもなく…『フリーランス』という第3の選択肢」という記事でフリーランスについて特集していました。
Warris代表の田中美和さんと、『「育休世代」のジレンマ』の著者、中野円佳さんの対談です。

Warris立ち上げ以来、何千人ものフリーランスで働くママたちの声を聞いてきた田中さんいわく、ここ1,2年でフリーランスを取り巻く環境が大きく変わってきているそうです。そして驚いたのは、「本当はフリーランスになりたいけれど一歩踏み出せない」層がたくさんいるということ。
時間や場所にとらわれない働き方のフリーランスは、子供ともっと向き合いたいと思う働くママにとって魅力的なようです。

フリーランスという働き方自体は以前からあって、カメラマンやデザイナーなど専門技術を持つプロフェッショナルか、お小遣い程度に稼ぎたい人の両極端だったと思うのですが、今その「間」の人たちが(フリーランスになることが)増えてきているのではないでしょうか。(中野さん)

「フリーランス」の問題点

 

長所ばかりではないのがフリーランスの難点。「意外に孤独」「税金や契約のことが分からない」というのが、フリーランスの問題点としてあげられるようです。

税金や契約に関わること、労働についての法律などは、本来社会人としての基礎知識なんですよね。でも、今の日本では、社会に出る前にそういったことをきちんと学ぶ機会がありません。私自身もそうですが、いざフリーランスになっても、自分を守る方法が分からないというのが大半のケースではないでしょうか。(中野さん)

フリーランスとして働き始めてからもそうですが、「フリーランスになる」という決断をする前に、その人にとってのメリットやデメリットを整理して、「あなたにはこちらの働き方がおすすめですよ」とアドバイスしてくれるような人が、実はあまりいない。(中野さん)

自分の今までのキャリアと、今後自分が時間をかけてでも積み上げていきたいキャリアイメージを明確にすることが、まず大事なのでしょう。その上で、フリーランスという選択肢を考えてみるのがいいかもしれません。とはいえ、フリーランスが一昔前よりもずっと成立しやすい時代になったので、問題点ばかり考えずに前向きに検討してみたいですね。

Yoshimi Ueda // Tokyo

上田佳美/東京

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