最近よく耳にするアクティブ・ラーニング。2018年には保育園、子ども園、幼稚園の幼児教育の現場に導入され、2020年からは小学校の授業でも取り入れられることになっています。一体どんな教育方法なのでしょうか?朝日新聞系列のオンラインメディア「dot(どっと)」にて、「『アクティブ・ラーニング』で教育が変わる?乳幼児期からできることとは」という記事で取り上げられていたのでご紹介します。

アクティブ・ラーニングとは①子供主体、対話中心で深く学ぶ!

アクティブ・ラーニングは、今までの知識詰め込み型の教育に対する批判を受けて、子供にとって将来役に立つ学習を目指しているようです。

これまでの学校教育では、「何を学ぶか」という知識・技能の中身や量が重要視されてきました。これに対して、アクティブ・ラーニングは、「どのように学ぶか」といった一人ひとりの学び方に注目して、「主体的、対話的で深い学び」について指導し、生涯にわたって学ぶ力を身につけるよう指導していこうというものです。

アクティブ・ラーニングとは②子供が自分で学び、自分で問題解決できることを目指す!

アクティブ・ラーニングは、まさにこれからの時代に必要とされているソフトスキルの教育(創造力やクリティカルシンキング等の育成)の実現を目指しているようです。時代に合っている教育方針ですね。

子どもたちが、学ぶことの楽しさを知り、興味のあることを自分なりのやり方で深く学び、そこで感じる疑問を自分で解決できるようになることが、この教育の目標です。これまでは「知識」や「技能」を教えてきた学校で、「学ぶ姿勢」も指導していくのは、かつてないほどの大きな教育改革と言えるでしょう。

アクティブ・ラーニングとは③小学校での学び方が大きく変わる!

 

子供中心の保育は大分前から幼稚園や保育園で導入されています。今回アクティブ・ラーニングが導入されることで、幼児教育は学習の基盤としてより一層重要視され、子供達が体験を通して「自分で感じて」「自分で考える」機会が増えていくそうです。

そしてここで注目すべきところは、この子供主体のアクティブ・ラーニングが全国の小学校にも導入されることです。

幼児教育ではこれまでも、アクティブ・ラーニングが目指しているような指導が行われていました。でも、小学校に上がると、知識・技能を学ぶことの方が重視され、「思考力」、「判断力」、「表現力」などや「学んだことをどう生かすか」という資質・能力については、あまり意識されてこなかったといえます。

アクティブ・ラーニング成功のためには、先生の教育が必須

 

ここまで見ると、アクティブ・ラーニングが日本の教育界の救世主のように見えますが、このコンセプトが徹底されるためには、先生たちの教育は急務となります。特に小学校の先生は、今まで一方向から教え、一つの答えを解答させるスタイルに慣れているため、子供の自主的な学びをさらに引き出すようサポートが適切にできるかは疑問が残ります。子供の自主的な学びには先生がいかに適切な声がけをするかが非常に重要です。新しい制度導入に合わせて、先生の教育も是非徹底してもらいたいと思います。

Yoshimi Ueda // Tokyo

上田佳美/東京

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