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2017.05.23

レッジョ・エミリアアプローチにおけるアートの役割

Category レッジョ・エミリア アプローチ

Tags 子供子ども英語アートレッジョ・エミリアアプローチサマーキャンプ

レッジョはクラスルームの見た目からか、幼児のアートスクールだと思われることがあります。

確かにアートの比率は他のどの幼児教育に比べても高いかもしれません。私のところへも「レッジョとアート」に関する質問が多いです。メールを整理していたら、私が友人へ送ったこんなメールを見つけました。

 

アートは自分の感情を表現するひとつのフォーム(形)だと思うよ。だから子どもにアートが出来る場所をあげることで自分を表現出来る場所をあげられる

アートは素晴らしいフォームだけど、アートだけにとらわれず、歌や踊りやパズルやブロック、他にも自分を表現する方法には色々な形があるのかな。

でも小さな子ども達はどういう表現方法があるかを知らない。アートをはじめとして、大人が様々な表現方法を子ども達に紹介できるといいよね。

 

Crafting with Wires, Nuts and Bolts

レッジョ・エミリアアプローチを表面だけじゃなく深く知れば知るほど、アートは全体の一部であり重点は他にもあるということが分かります。”他” というのは、例えば自分で考え、友達と協力し、問題を解決していく力を養うということ。そしてそれをサポートするのがレッジョにおけるアートであり、マテリアルの役割。

先日インタビューさせて頂いたアメリカで活躍するレッジョの先生、アトリエスタ(美術専任教師)の久弥子先生が面白い話をしてくださいました。以前クラスで銃の真似をして遊んでいる子どもにただ銃ごっこを止めさせるのではなく、なぜ銃で遊びたいかを観察し、ではその子の目的を達成するためには銃以外の何か他のものでできないかを考える。そしてそこで登場するのがアート。その子どもとアトリエで何かを制作することができるのです。

たくさんのマテリアルを使うほど、子ども達は自己表現ができる方法が増えるのではないかと思います。Kodomo eduが開催するレッジョサマーキャンプでも、日本の幼稚園ではなかなか経験できない様な面白いマテリアルを用意します。ソーイング、ライトテーブル、ワイヤー、複雑な色が混じり合うウォーターカラー、考えるだけでもワクワクします

サマーキャンプの詳細はこちらから

 

Mutsumi Paterson // Los Angeles

ムツミ・パタソン(ロサンゼルス)

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