数年前からよく耳にするのが「教育移住」日本の画一的な教育制度に危機感を感じたママ・パパが、子供の将来を考えて子供を海外の学校に通わせるために、家族ごと海外に”移住”するのが一つのブームになっています。
そんな気になる「教育移住」。どの国が一番いいの?費用は一体どのくらい?と疑問が湧いてきたのでちょっと調べてみました。

一番人気はやっぱりマレーシア

何と言っても根強い人気なのがマレーシア費用の手頃さと教育の質の高さが人気の理由です。
英国王室のキャサリン妃も卒業したことで有名な超名門校「マールボロ・カレッジ」のマレーシア分校が2012年に設立したことも、後押しているようです。
「マールボロ・カレッジ」には約30カ国から生徒が集まり、日本からも何と既に40人程の生徒が学んでいるそうです。

無料で質の良い教育が受けられるヨーロッパ

教育移住を実践した先駆者で有名な投資家兼実業家の藤村正憲さんは、マレーシアのマールボロ・カレッジに息子さんを通わせた次に、オランダへ移住しています。
ヨーロッパは多くの国が、現地校に通うのであれば基本無料です。各国政府が公立校のレベルを均一化する取り組みをしているので、無料でも質の良い教育を受けることができます。
私の友達のフランス人、スイス人、フィンランド人のママ・パパにも聞きましたが、彼らの国でも学校はほぼ全て公立なので無料。そしてどの学校も教育レベルが同じなので、どの学校を選ぶか迷うこともなく、日本のような受験文化も皆無です。子供にとってはストレスがなく伸び伸びと学べる最高の環境です。

教育移住の実際の費用は!?憧れのハワイと比較しよう

海外移住・留学の専門サイト「荒木隆事務所」が、教育移住の費用について解説していたのでご紹介します。
親子留学の人気渡航先はこちらの5カ国です。

アメリカ(ハワイ含む)
イギリス
オーストラリア
マレーシア
シンガポール

それではみんなが憧れる「ハワイ」と、先ほどご紹介した移住先一番人気の「マレーシア」の年間費用を比較してみましょう。


ハワイに教育移住した場合の1年間の費用は、

学費(約300万円)+家賃(約200万円)+生活費(約150万円)=合計約650万円

マレーシアに移住した場合は、

学費(約200万円)+家賃(約80万円)+生活費(約110万円)=合計約390万円

マレーシアを選ぶと費用が約4割抑えられるようです。

選択肢として考えたい教育移住

ちょうど今日、幼少期を海外で過ごし有名グローバル企業で働いてきた、まさに「国際人エリート」のママ達とランチをしましたが、彼女達が口を揃えて言っていたのは日本の教育システムの中だけで子供を育てる危機感です。英語力以前に、教育の中身が問題なのです。
子供達が社会人になる未来では、より一層創造力や問題解決能力が求められます。日本にも新しい教育手法を取り入れる学校も少しづつ出てきましたが、全国的に見ればまだまだ旧態依然とした教育システムです。子供達の未来を少しでも明るいものにするためには、私たち親が教育移住に限らず新しい教育の場を子供達に提供することが必要なのではないでしょうか。

Yoshimi Ueda // Tokyo

上田佳美/東京

【おすすめ記事】
レッジョ・エミリア英語アートサマースクール2017レポ!日本の子供たちの創造力は世界レベル
レッジョ・エミリア幼児教育とは何か?そして家庭で実践する方法とは?
レッジョ・エミリア アプローチって何?② ”子供が100人いれば100通りの言葉がある”


Also published on Medium.