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2019.01.21

日本でも増えているホームスクーリングの実態とは!?

Category 日本の教育

Tags 子供教育子どもプログレッシブ教育学校ホームスクーリング


ホームスクーリングって何?

アメリカなどの海外では、学校にいかずに家庭で学習をする「ホームスクーリング」が子供達の教育の選択肢に入ってきます。家庭だけの学習で小・中・高の卒業資格が取れるので、大学にも問題なく進学できます。よく若手のハリウッドスターやセレブが忙しくて学校に行けずにホームスクーリングで勉強しているという話をするので、そういった特別な人達のためのもののように思いますが、近所に満足できる教育を提供している学校がないので、ホームスクーリングを選ぶという人も多いようです。私のアメリカ人のママ友も高校からホームスクーリングを選択し、大学は名門ワシントン大学に進学しています。
実はそのホームスクーリング、日本でもできることご存知でしたか?

義務教育を受けてなくても高校に入れる?

”日本でホームスクーリングが公に認められている”と言うと語弊があります。”義務”教育がある以上、日本の憲法で認められている選択肢ではありません。でも、不登校や自分の選択で義務教育を学校で受けなかった子でも、入学できる高校が実はあるんです。

インターナショナルな通信制ハイスクール「東京インターハイスクール

ここは、アメリカのワシントン州が公認するオンラインスクール。何かしらの理由で日本の小・中学校を卒業できなかった生徒でも入学できるそうです。この学校が提供するオンライン学習だけで、アメリカの高校の卒業資格が取得できるので、海外の有名大学に通う卒業生もいるそうです。

卒業生の多くが日本や海外の大学へ進学しています。
東京外国語大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、ロンドン大学、バークリー音楽大学へも進学実績あり。
家庭学習だけでは難しい、中高生レベルの学習・受験をサポートします。

学校に行かずに独学で学ぶ天才小学生

テレビやネットでも話題の中島芭旺(ばお)君(11歳)は、9歳から登校拒否になり自宅学習をしています。自分が興味を持ったことをとことん突き詰めるスタイルで学び、既にブログやSNSを使いこなし、本も執筆。脳科学者の茂木健一郎先生も絶賛する「小さな哲学者」です。

日本の義務教育を受けていないと、幼いうちからこのような行動力と発想力を持って毎日生きていると思うと、学校で一人の先生と向き合っているだけの子と差が出てくるのは想像できますよね。

”教育熱心で経済力がある親ほど、公教育をあてにしない”

NHKの番組でも頻繁に出演されている有名ブロガーのイケダハヤトさんも、2児の父親ですが日本の教育に危機感を抱き「オルタナティヴ教育」などの新しい教育の必要性を訴えている一人です。

うちも3歳と0歳のこどもがいますが、リアルな感覚として「学校に通わせなくてもいいや」と思ってるんですよ。別に通いたければ通えばいいんですが、無理して通うほどのものではないな、と。

普通の学校なんて、揶揄とかではなく「サラリーマン養成所」ですからね。毎日学校に行って、与えられた授業を受けて、教師のいうことを聞いて、周囲との和を大切にして……というのは、サラリーマンそのままじゃないですか。

これからの時代、言われたことだけやっていてもダメなんです。

日本の学校教育を変えることは私たちにはできません。でも、私たち親がこういった危機感を持って、学校以外で子供達のために何ができるかを日々考え行動し続けることで、子供達の未来は確実に変わっていきます。そんな親たちがもっと増えてみんなで協力しながら教育をバックアップできるコミュニティーを作れれば理想ではないかと思います。

Yoshimi Ueda // Tokyo

上田佳美/東京


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