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2017.05.31

国内・海外の名門大学入学者多数!都内人気No.1英語塾代表が明かす「日本人が成功する留学戦略」(前編)”子供に留学させるならいつが良い?”

Category 日本の教育

Tags 英語教育幼児教育子供レッジョ・エミリア子ども英語留学サマースクールサマーキャンプ

国内・海外の名門大学に進学者を輩出している
「J PREP 斉藤塾」

 

元イエール大学の助教授で、都内人気No.1の小・中・高生向け英語塾「J PREP 斉藤塾」を経営している斉藤淳先生に、日本の子供達がすべき留学についてお話を伺いました。斉藤先生は、私が中高で通った某英語塾での恩師。落ちこぼれだった私が、英語だけは得意科目になり、晴れて慶應大学に合格したのも全て彼のおかげと言っても過言ではありません。

そんな斉藤先生は今や著書『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』がベストセラーになり、経営している英語塾「J PREP 斉藤塾」も説明会すら予約が取れない程の人気となっています。
イエール大学で教えてきた経験も踏まえ、日本人がどうやったら“世界で通用する英語”を身につけられるかを熟知している斉藤先生に、日本人の子供に適した「留学する時期」について伺ってみました。

幼児期から小学校の間は、定期的にサマースクールを!

ネイティヴ英語を習得するために、幼稚園または小学校からインターナショナルスクールに通わせたいというママ・パパの声をよく聞きます。でも斉藤先生いわく、必ずしもそれは必要ではないそうです。

「幼稚園の2年間をインターナショナルスクールに入れれば、ほぼネイティヴ英語が話せるようになります。でもそれを日本の小学校でも維持するとなると、それなりの努力が必要になります。世界で通用する英語力は高校以降の留学でも何とかなるもの。でも留学してから苦労しないためにも、幼稚園や小学校のうちから“フォニックス”などの発音の練習をしたり、定期的にサマースクールに通わせるのは良いかもしれません。」(斉藤先生)

親としては効率良く教育投資したいところ。幼稚園や小学校からインターナショナルスクールに通わせる必要はないことには安心しました。サマースクールは是非毎年行かせたいですね。
Kodomo Eduの英語アートサマースクールはこちら。)

海外の大学に進学するために必要な5つのこと

私たち親世代が学生だった頃は、大学院での留学(MBAやロースクール)が多く、海外の大学や高校に進学するのは圧倒的に少数派でした。しかし最近はアメリカの大学に進学する日本の高校生も増えてきているようです。

そこで斉藤先生が、海外の大学に進学するステップを解説してくれました。

① SAT(センター試験のようなテスト。基礎学力が求められる。)
② GPA(高校の成績。テストの点数に限らず、授業でディスカッションに積極的に参加しているか、論文が書けるかなども評価基準。)
③ 高校の先生からの推薦状(学校の集団でどうリーダーシップを取ったかなどについて書かれると良い。)
④ エッセイ(生徒本人がなぜその学校で学びたいかを書く。)
⑤ TOEFL

特に「③高校の先生からの推薦状」は課題となります。海外の大学に合格するような推薦状を書ける先生が、日本の高校にはほとんどいないからです。なので、大学からの留学を考えている場合は、それに対応できる中高を選ぶことは非常に重要となります。」(斉藤先生)

実は子供の留学は高校からがベスト?

海外の大学への進学数は増えている傍ら、斉藤先生は学部や大学院で留学することの課題を挙げています。
「大学までずっと日本で、大学院から留学すると、どうしても発音は残念なままに終わってしまいます。さらに英語力にも課題が残るでしょう。

また、日本の高校から海外の大学に進学するのも一つの手段ですが、日本の大学と海外の大学では生徒の評価方法が全然違うので、東大に行く実力がある子でも、海外の大学を受験すると名のない大学にしか行けなくなる、という事態が起こってしまいます。その生徒の潜在能力に合った学校に行くことが難しくなるんですね。さらに、他の国の留学生とも戦って勝ち抜かないと入学できません。」(斉藤先生)

上記の理由から、斉藤先生は高校一年からの海外留学も一つの選択肢だと勧めています。「基礎学力がしっかり日本語で身についている分、日本で習った英語力だけでもやる気があれば何とかキャッチアップできます。それに日本の数学はやはり海外の学校よりも進んでいるので、留学先で数学が他の子よりも得意科目となれば気持ちの余裕を持って授業に取り組めます。」(斉藤先生)

さらに、ボーディングスクールのように密な寮生活だと、英語力の上達や自立性を養うことが期待できます。うちの子も、中学校受験はせずに高校から留学させるという選択肢も、有力な候補として考えてみようと思いました。

次回「後編」に続きます。

Yoshimi Ueda // Tokyo

上田佳美/東京

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