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2017.06.05

子どもに英語を身につけてほしい理由

Category 子供の英語教育

Tags 子ども 子供 英語 英語教育

とても個人的な話になりますが、私が自分自身そして自分の子ども達には英語ができるバイリンガル、そしてできることならばトライリンガルになって欲しいと強く思う理由があります。それはもしかしたら世間で言われているような「早期英語教育が必要な理由」とは異なるかもしれません。結論から言うと、私は英語ができることにより人生の選択の幅が大きく広がると思うのです。

私は旅行が大好きで大学時代から自分のその時の趣味を追い求める旅行をしてきました。大学時代はボディボード、そして社会人になってからはヨガと料理。30代に入ってからはワイン。今ではサーフィン留学やヨガ留学などを代行斡旋する業者もあるようですが、当時は節約も含め全て自分で調べ自分で予約する しか方法はありませんでした。でした。そして趣味を追い求めれば追い求めるほどガイドブックには載っていないような場所に行くようになりました。インドネシアの島・マレーシアの小さな島、タイの島々、ギリシャの島、スリランカで泊まり込みのヨガ合宿。イタリア横断の旅、ニューヨークでベジタリアンで有名な料理学校に行き、はたまた北カリフォルニアへのローフード留学、結婚してロサンゼルスに引っ越してからはこだわりを持つ小さなヴィンヤード(ワイン農場)を調べ訪ねたり。思えばその全て、リサーチから予約から実際訪ね滞在し現地で会話をするまでに至り、”英語”というものが必要になっているのでした。そして英語ができることにより、どれだけ自由に行ける場所が増えることか、どれだけ話せる相手が増えることか、そしてどれだけ人生の価値観が変わることか!先日片付けをしていたら、ローフード留学の時のルームメイトからのカードを見つけました。サンフランシスコから長距離バスを乗り継いで7時間かけて行った海沿いの小さな町・・・カードには「寝る前と朝起きてからベッドの中であなたとずっとお喋りしたことが何よりも楽しかったわ」。

もし私が英語を勉強しなければ、きっとここまで自分で調べ動くことはできなかったでしょうし、友人や知り合う人の幅も広がっていなかったと思います。英語ができなければ、きっと今の主人とも結婚してなかったことでしょう。私は普通の日本人家庭で育ったので、英語はあくまでも勉強して手に入れたものです。私は東京で帰国子女や外国人生徒が多く通うとてもユニークな高校に通いました。そこで生まれながらにして、もしくは家族の海外赴任などの事情によりバイリンガル素質を持った友人をどれだけ羨ましく思ったものか。だから努力しました。だからこそ自分の子ども達には”勉強”という概念ではなく自然に英語が身につけられたらいいと思うのです。

ハーバードやオックスフォードなどの一流大学がすでにオンラインでのラーニングシステムを構築し始めています。しかも無料で。私たちの子どもが大学進学を考える未来には、きっと今とは違う大学の在り方があることだと思います。世界のどこにいてもインターネットさえあれば学べるのですから。しかしそれには日本人にとってはやはり「英語」という壁があると思います。その壁をなくしたい、私たちの子ども、未来に生きる子ども達はそんな壁を感じることなく生きて欲しい

ここカリフォルニアに住んで思うことは、世界の最先端と言われるものがここには存在するということ。グーグルであったりアップルであったり、はたまたテスラが開発している完全な電気自動車やソーラーシステム。それらを追い求めたい、もし海外を視野に入れた仕事をしたいと思ったらやはり英語は必須になってきます。

私と家族が現在住むロサンゼルスには本当に様々な人種が住んでいます。以前のブログ ”人種の多様性と英語の重要性” でも書きましたが、子ども達が遊ぶ公園には白人・ヒスパニック・黒人・アジア人、そして私の子どものようなミックス、色々な子ども達がいるのが当たり前の日常。そして皆肌の色や出身などそんなことは関係なく、ただ英語でコミュニケーションを取るのが当たり前の日常。私の子どもは3カ国の国籍を持ちますが、これからの世界そんなことも不思議ではなくなってくるのでしょう。

幸いにも私たちは自分の子ども達に色々な選択肢を授けることができる世代に生きています。大人は子どもの幸せを願いベストを尽くすのみ。英語は私に翼をくれました。私は私が持つ経験と価値観から、自分の子ども達には外国語習得で苦労してほしくないと思うのです。それゆえ、幼少の頃から自然にバイリンガルに慣れるような環境づくりをしてあげたい。でももしかしたら彼らが大きくなった時に、それを必要としない生き方を選択するかもしれません。子どもが大きくなってどういう人生の選択をするかまでは大人は左右できません。でも選択肢は多い方が人生は楽しいのではと、私は思うのです。

 

Mutsumi Paterson // Los Angeles

ムツミ・パタソン(ロサンゼルス)

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