私たちのミッション


Our Mission

私達は、日本とアメリカという異なる国に住み、異なるバックグラウンドを持つふたりの日本人ママ。それぞれの環境と、それぞれの価値観を持ちながらも、同じひとつの思いにたどり着きました。

「子ども達には、予測できない世界の中で、常に創造力と好奇心を持ち、自分の力で未来を切り開いていってほしい。」

そんな思いを持った私達が、日本で子育てをするママと、アメリカで子育てをするママの視点で、子ども達が「未来を生き抜く力」を育むためのヒントになる情報を発信したいと考えました。

私達が出会ったのは世界で最も優れた幼児教育と称されたレッジョ・エミリアの教育法。そして私達の情熱は、レッジョアプローチの素晴らしい指導者であり、ウォルト・ディズニー社の幼稚園Disney’s Children Centerにレッジョアプローチを導入した第一人者である、スライヤ・ダウド先生とパートナーシップを結ぶことにつながりました。

こどものためにできること。

ブログを通し、世界で最も優れたレッジョ幼児教育法をはじめ、海外の様々な幼児教育情報を発信していきます。

私たちのチーム


Our Team

レッジョ・エミリアの幼児教育とは


The Reggio Emilia Approach

はじめに

レッジョ・エミリアとはイタリア発祥の幼児教育法。子どもの意思や個性を尊重し、子どもが持つ潜在能力、表現力、コミュニケーション能力、自ら考える力などを養うことを目的としています。大きな特徴として、下記があげられます。

  1. グループによるプロジェクト活動
    大人が課題を提示するのではなく、子ども達が示す興味に沿ってプロジェクトは進行します。グループで活動することにより、子どもは自主性や協調性、交渉力などのチームワークを学びます。
  2. 多種多様の素材を使ったアート
    アトリエスタという美術専門の先生がいます。アーティストが使うものと同様のクオリティ高い美術材料、そして木の枝などの自然素材をたくさん使います。様々な本物の素材は子どもの好奇心や探究心を高め、多岐にわたる制作物は発想力や創造力、自発力を伸ばします。
  3. ドキュメンテーション
    子どもの活動や発言を写真や文章で綴ったドキュメンテーションと呼ばれる活動記録があります。これは先生や保護者が子どもが何に興味を持ちどう活動しているかを共有し、また子ども達自身が学びの振り返りに使います。レッジョの理念のひとつに、「教育は子ども・保育者・保護者が上下なく一体となり成り立つ」というものがあります。ドキュメンテーションがあることにより、子どもの学びや興味は学校という場だけに留まらず、家庭でも持続可能になるのです。大人が子どもに一方的に”教える”のではなく、大人は子どもが生まれながら備えてる豊かな能力を信じ、子どもと”共に学んでいく”という姿勢を大切にしているのです。

レッジョにおける子供たちのイメージ

レッジョアプローチで大切になるのは、”子どものイメージ”です。レッジョでは、子ども達は 「知性があり有能で、創造的で、独創性に富み、ひとりひとりが価値のある個性」だととらえます。レッジョの学びの場では、子ども達を尊重し、子ども達が主役となります。子ども達は好奇心と探究心のかたまりです。そして生まれながらにして、自らをとりまく全ての物事に対し、学んだり交渉するコミュニケーション能力が備わっているのです。

カリキュラム

レッジョアプローチは、大人が決めた項目を学習する典型的なカリキュラムではなく、子ども自身がどう考えるかを引き出すカリキュラムです。先生は子ども達に答えを教えるのではなく、常に子ども達に「なぜ、そしてどうすればよいか」をたずねます。子ども達自身から発せられる「こうすればよい」という”仮定”に沿ってカリキュラムは常に変化し、進められます。理由と方法をたずねることにより、子ども達は自発的に物事を考え、自分の考えを適切に主張することを学びます。典型的な教育である大人主導の学習要項(例えば、今週は「あ行の学習」など)は、子どもの発達の機会と可能性を大きく制限してしまうのです。なぜならば、通常、大人が作るカリキュラムは、子どもの生活や興味に無関係で無意味なものが多いからです。

また、レッジョアプローチでは、子どもは仲間、家族、先生、そして社会における「コミュニティの中の”ひとりの個人”」としてとらえられます。それゆえにレッジョではチームワークを大切にし、グループによるプロジェクト活動に重点を置きます。グループでプロジェクトに取り組むことにより、自分の本質的な役割を学び、自主性や協調性、交渉力などを学ぶのです。

子どもたちの100の言葉

レッジョアプローチでは、子ども達が自分自身を表現するためにさまざまな材料や手法が使われます。子ども達が持つ素晴らしい思考を具体的な形に表現するためです。言葉、絵画、コラージュ、彫刻、建築、木工、粘土、ワイヤー、縫製、運動、光と影、演劇、音楽など。これらの様々な素材から作られる制作物や発せられる表現を通して、私達は子どもの思考を汲み取ることができるのです。それにより、子ども達はより深いレベルでのコミュニケーション能力を発達させることができるようになります。子ども達は自分が知っていること、理解していること、疑問に思っていること、不思議に思っていること、感じていること、それら抽象的な思考を、様々な素材や手法を通し具体化し表現することができるのです。