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2024.05.28

子供に買うならコレ!アメリカで注目のSTEM玩具とは?

Category 海外の教育

Tags 子供教育子どもSTEMSTEM教育

そもそもSTEMって何?

最近よく聞く「STEMエデュケーション」。これからの子供の教育のキーワードになる言葉ですが、実態がよく分からないパパ・ママも多いはず。そこで簡単に解説します。

STEMとは、

Science(科学)
Technology(テクノロジー)
Engineering(エンジニアリング)
Mathematics (数学)

の略です。

4つの科目がありますが、STEM教育はそれぞれ個別に学ぶのではなく、この4つの要素を組み合わせた一つの科目として、生徒たちは学んでいきます。そして理論を教えるのではなくとにかく”実践”ベース。子供たちがとにかく”ものづくり”をやってみること。
さらに、今までの「数学」や「科学」の授業とSTEMが全く異なる点は、この4つの科目が自分たちの毎日の生活にどう応用されているかを生徒たちが知ることにあります。

STEM先進国アメリカの教育現場

LIVE SCIENCEの記事に、アメリカの小学校・中学校・高校でどのようなSTEM教育が行われているか書いていたのでご紹介します。

<小学校>
小学生はSTEM教育の初級レベルのことを学びます。授業では、日常の中にある問題や疑問を、STEMの4つの要素を使って解決する場を与えられます。ここで大事にされているのは、子供たちがSTEM自体に興味を持ち、その後自分からSTEMをもっと勉強したいという動機付けをすることです。また、教室の中だけの勉強ではなく、学校の外に出て学ぶ機会も重要視されています。

<中学校>
中学になると、STEMの授業はより難しくなり本格的になります。しかし生徒たちの興味の度合いや必修科目としてはまだ課題があるようです。一部の生徒は、STEMに関連した仕事を将来就く職業として意識し始めます。

<高校>
高校生になると、授業の内容はより実際の仕事の現場に結びつく内容となっています。ここでも重要なのは、学校の中の学びだけでなく、学校の外に出たフィールドワークを通して実践することです。

子供に興味を持たせるならSTEM玩具!

とはいえ一番大事なのは、子供たちがSTEM自体に興味を持つこと。日常生活の中にあるSTEMの要素が、STEM学習自体に興味を持つきっかけになります。日本ではまだおもちゃと言えば「知育玩具」ですが、海外ではSTEM関連のおもちゃが非常に増えているようです。特に自分でゼロから組み立てられるロボットは人気のようです。

私たち親も含め、苦手意識を持たずにSTEM教育を楽しむところから始めたいですね。

Yoshimi Ueda // Tokyo

上田佳美/東京

上田 佳美
慶應義塾大学卒業。20代でウォルト・ディズニー・ジャパンに入社。モバイルコンテンツのプロデューサーとして従事し、ディズニーの “最高のモノづくり”、”最高のチームを作る ” 文化に多くを学ぶ。その後映画業界で、世界で認められる日本人のクリエイター達と出会い、日本人の創造性に興味を持つ。2016年レッジョ・エミリアのアプローチと出会い衝撃を受け、サマースクールなどの開催を経て、2019年東京・中目黒に本格的なレッジョ・アプローチを目指すKodomo Edu International Schoolを創設。

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