2017.06.21
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2022.08.22
おもちゃは少ないほうが良い8の理由
Category アメリカの育児法
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「幼少期に教育投資をすると、将来的な成功につながる」という研究結果で世界で話題になった本『幼児教育の経済学』(東洋経済新報社、ジェームズ・J・ヘックマン著書)。それを読んで、幼児教育に力を入れているご家庭も増えたかもしれません。
でも、どんな教育が幼児期に適切かというと、ペーパーなどの机の上の勉強ではなく、断然「遊び」が必要なんです。そして、「遊び方」にも工夫が必要なんです!
どんなご家庭でも簡単にできる、子どもの「遊び方」の工夫。それは、「おもちゃを少なくすること」。そこで、なぜおもちゃが少ないと良いかという理由を、こちらでご紹介します。
おもちゃは少ないほうがよい8の理由
1.想像力が育つ
子どもは自身のイマジネーションを使うようになります。おもちゃが少なければ、例えば葉っぱをお皿にしたりスカーフをお姫さまのドレスにしたりと、自分たちの遊びのシナリオにそって物を作り出すようになります。アインシュタインの言葉にある様に、『本当の知性の証は、「知識」ではなく「想像力」』なのです。
2.集中力が育つ
おもちゃが少ない方が子どもは集中力を保つことができます。おもちゃが少ないほうが手元にある物事に集中できるのです。そしてあまりに刺激の多いおもちゃは、子どもの集中力を欠如させてしまいます。
3.他者とより交流する
おもちゃが少ない方が子どもは他の子どもと交流するようになります。コミュニケーションスキルとは生まれつきのものではなく、学び習得するものです。物が少ない方が子どもは他の子どもと話すようになります。そして子ども達はごっこ遊びを通しはコミュニケーションを取ろうと努力しているのです。
4.ものを大切にする
子どもは自分が持っているものを大切にするようになります。他に変わるものがないと分かっているほど、自分が持っている物の価値を理解するようになります。
5.思考力が育つ
おもちゃが少ないからこそ、その中でやりくりしていく必要があります。そうすると子ども達は、自分が持っているものをフルに活用するようなり、思考力も育ちます。そして、子どもがある特定のおもちゃに集中することにより、それをマスターすることができます。”できた!”という経験は、自信にもつながります。
6.他者と物の共有ができる
おもちゃが少ない方がシェアができるようになります。親として子どもには、”物よりも人を大切にしてほしい、欲張りにならないで欲しい”と願います。おもちゃや物が少ない方が子ども達は物質よりも人を大切にするようになります。
7.本当に大切なものを理解する
私たちは物質社会に生きています。あまりにも多くのものが溢れていますが、本当に大切なものはごく一握り。おもちゃが多いと、本当に必要なものが見えなくなります。そしてもっともっとと要求も多くなリュ。でも、おもちゃが少ないと、”何でも好きなものが手に入るわけではないけど、必要なものは手に入る”ということを理解します。そうすれば、「自分が持っているもので満足する」ことも学びます。
親としては子どもが欲しがるものをあげないと友達の輪に入れないなどと心配するかもしれません。しかし欲しいものが全て手に入らないことにより、人は物質ではなく性格によって形成されるということを学ぶのです。
8.一番必要なのは愛情
おもちゃが少ない方が子ども達が一番必要なのは愛情です。そして愛情や幸せは、お金で買えるものではないということも学びます。
ママは忙しいし、子どものことは大切だけど、そんなにたくさんのことができない!のではないでしょうか?私もそうです。でも、「おもちゃを少なくする」だけで、子どもの教育にメリットのあることがこんなにあります。是非、今日からでも、おもちゃの整理をしてみてください。大人も子どもも断捨離は大切ですね。
上田 佳美
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