2022.06.13
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2024.05.31
「子供の教育とママの働き方シフトを考える」イベントレポート!
Category kodomo edu / お知らせなど
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先日KodomoEdu初のママのためのイベント「ママ集合!「子供の教育と自分の働き方を考える」映画鑑賞&座談会開催決定!(@青山)」を開催いたしました。
濃いディスカッションができるよう少人数でと思っていたのでほとんど宣伝をしていなかったのですが、なんと50名ほど応募があり40名の定員として実施いたしました。(ご参加できなかった皆様申し訳ございませんでした。春にまた実施いたしますので、その際是非ご参加お願いいたします!)
「子供の教育」「ママの働き方」同じ問題意識を持つ東京ママが集合!
月曜の朝という忙しい時間帯での開催でしたが、お子様を保育園に預けた後のママ、抱っこ紐やバギーでお子さんと一緒にいらっしゃるママが続々と到着。問題意識を持ちながらそれと前向きに向き合おうとしているママたちのポジティブなオーラに包まれた会場となりました。
赤ちゃんも横になりながら鑑賞!
上映です!
上映後は、FutureEdu Tokyoの竹村詠美さん主導で小グループに別れてディスカッションをしました。国内でこの映画を20回以上上映主催しているので、見事なファシリテーションです。
テーマは、
①東京での教育の選択肢
②私たちができる家庭教育での工夫
③ママの新しい働き方
の3つ。これを未就学児ママと小学生ママに別れて議論。子供・ママのライフステージによって視点も変わります。
ママのライフステージや”働くこと”の目的によって選択肢は変わる
ディスカッションではこんな意見が出ていました。
「今までの教育では通用せず、学校に全てアウトソースできない時代と分かってはいるけれど、フルタイム/時短で働いているので、子供のために使える時間が限られてしまう。」
「自分はこういった危機感を持っているが、今子供が通う学校の先生やその他の保護者の意識が薄く、すぐに環境を変えられない。」
「とはいっても、自分が今いる社会は良い学歴の方が良いチャンスを手にする機会が多く、新しい教育の必要性を感じながらも学歴も無視できないという考えの間で揺れる。」
私たちが経験していない未来だからこそ、本当の答えも分からないし(その答えも一つではない)、ママそれぞれの”価値観”によって選ぶべき選択肢も変わってくると思います。
特に一番悩ましいのが、子供の教育に問題意識があるものの、仕事をしているため時間的物理的理由で選択肢が限られてしまうこと。これはもう、自分と家族にとって何が一番「重要」で「幸せ」なのか?を明確にすることで、その上で母として、妻として、一人の女性として、勇気を持って取捨選択していくしかないのではないでしょうか。子供達に創造力が求められる世の中では、我々親たちも、創造力と勇気を持って決断することが求められます。そのためには、まずは正確な情報収集と他者との意見交換が、より確かな決断に導いてくれるのではないでしょうか。そんな思いでこのイベントを企画しました。
課題はまだまだありますが、今回このようなテーマのイベントをやって本当に良かったです。保育園/幼稚園や小学校でたくさんのママに出会うけれど、”働いていると他のママと踏み込んだ話をする機会がなかなか持てない”ことが、多くのママに共通している現状だと感じました。それをこうやって、同じ意識を持つママが集まって本音で話し合える場はとても貴重であり、今後も是非増やしていきたいと思いました。次回の春のイベントにもご期待ください!
Yoshimi Ueda // Tokyo
上田佳美/東京
上田 佳美
慶應義塾大学卒業。20代でウォルト・ディズニー・ジャパンに入社。モバイルコンテンツのプロデューサーとして従事し、ディズニーの “最高のモノづくり”、”最高のチームを作る ” 文化に多くを学ぶ。その後映画業界で、世界で認められる日本人のクリエイター達と出会い、日本人の創造性に興味を持つ。2016年レッジョ・エミリアのアプローチと出会い衝撃を受け、サマースクールなどの開催を経て、2019年東京・中目黒に本格的なレッジョ・アプローチを目指すKodomo Edu International Schoolを創設。
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