日本のプログレッシブ幼稚園

先日レッジョのペアレンティンググループであるアメリカ人のお母さんに「日本にある幼稚園、すごくプログレッシブね!」と声をかけられました。何のことかと思い話を聞いてみると、こんな記事を読んだのだとか。英語の記事はこちらから読めます。

A New Preschool in Japan Designed to Accumulate Large Puddles When it Rains

どうやらこれは熊本にある第一幼稚園のようです。

英語の記事によると、この園舎は雨が降ると建物の中に大きな水たまりができるのだとか。なんと素晴らしい発想!!実はうちの息子が通っているロサンゼルスのレッジョの幼稚園では、雨が降っても子どもが外に行きたいと言えば外で遊びます。ただひとつあるルールは、雨具を着ること!レッジョ・エミリアアプローチではありませんが、ロサンゼルスのプログレッシブ教育で有名な幼稚園を見に行った時もそうでした。雨でも遊びたければ外で遊ぶ。もちろん室内で過ごすことも選択できる上でですが。

レッジョ・エミリアアプローチは自然との調和をとても大切にする

息子の幼稚園では年に2回、渓谷を歩くネイチャーウォークというハイキングがあります。去年はお天気があやしく、数日前に「当日雨が降ったらどうしますか」と聞いたら「雨!もし雨が降ったら最高のハイキングになるわ」との先生の言葉。それには私もびっくりしましたが、どうやら雨が降ると植物がとても美しく、そして普段見れない生物が出てきたりと発見づくしなのだそうです。雨が降ると世界が違って見える。その時に言われたのは雷がならない限りハイキングは決行、雨具を着てくるということ、あとはもちろん参加するかしないかは家族の判断に任されます。

幼児教育の質の高さでも知られるニュージランドの幼稚園

これはニュージーランドの幼稚園ですが、こんなビデオを見つけました。

Spontaneous fun as Thames children play in the rain // 12th April 2017 (Coromandel, NZ)

なんて楽しそうな子ども達の姿!きっとこういう体験が子ども達を大きくさせるのでしょう。私が子どもだったらこんな場所で育ちたい。そして親になった今・・・もしかしたら本当に必要なものはこういうところにあるのではなんて思ったりします。

前述した熊本の第一幼稚園のウェブサイトにこんな言葉を見つけました。

いろんなことに挑戦しよう。幼稚園は思いっきり失敗をしにくるところです。

私はどうしても教育者ではなく母として子ども達に接するので、どうしても最初に頭をよぎるのは「風邪を引くかな・・・洗濯物が大変だな・・・」など。でも今度雨が降ったら子どもと一緒に水たまりに飛び込んでみるのもいいかな、もしかしたらそんな日常の中の特別な瞬間がどんなバケーションよりも子どもとそして私の記憶に残るのかな、などと思うこの頃です。

Mutsumi Paterson // Los Angeles

ムツミ・パタソン(ロサンゼルス)

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