ディズニーに見るプリンセス像

昔のディズニーのプリンセス・ストーリーというと、シンデレラにしかり白雪姫にしかり「いつか王子様がプリンセスを迎えに来てくれる」という発想に基づいています。それが近年のディズニー映画を見ると、少しづつ変わっていることが分かります。
Future Edu Tokyo”さんのブログ「ディズニー作品の“お姫様像”の変化に見る、これからの時代の女性像とは?」にディズニー・プリンセス映画の変遷が解説されているので非常に分かりやすいですが、知らず知らずのうちに、ディズニーもプリンセスの性格を「自立した女性」をイメージして描いているようです。

おすすめのディズニー絵本

中でも「自立した女性像」を顕著に描いているのが、ディズニーが出版しているこちらの絵本、「Disney Princess Adventure Stories」。プリンセス達を主人公にした、映画本編とは異なる派生作品(スピンオフ)が集まった短編集です。

これはうちの長女が友達のアメリカ人家族から3歳の誕生日プレゼントにもらいました。私も過去の”王子様を待つプリンセス”のイメージが印象的だったので、うちの子に合わないのではと期待はしなかったのですが、読んでみると全エピソードでプリンセス達のイメージが一貫して新しくなっていることに衝撃を受けました。
とにかくどのプリンセスも、

 「まず困難にぶつかる」
→「落ち込まず前向きに自分で解決策を考える」
→「思いついた解決策を勇気を持って実践する」
→「無事に問題解決&Happy End」

というプロセスを踏むストーリー仕立てになっているのです。これはまさに、私が親として子供に教えたいことの一つでした。”困難に前向きに立ち向かい、自分で問題解決できる”ようになること。絵本としても、映画とは違うプリンセス達の側面が見られるので、うちの娘も夢中になってよく聞いてくれます。
残念ながら英語版しか売っていないのですが、1段落ごとに英語で読んだ後に日本語の解説を入れるなどして、子供が飽きないよう内容を理解できるように読んであげることが良いと思います。

これからの時代女の子に必要なのは「強さ」「優しさ」「賢さ」

この絵本を読み解くと、今女性に求められているのは「強さ」「優しさ」「賢さ」。この3つだと思います。困難や壁にぶつかっても起き上がれる「強さ」。そして人の痛みを感じられる「優しさ」問題を解決できる「賢さ」です。
うちも娘達に、女の子にはこの3つが大事だと毎日のように教えています。(「美しさ」が重要ではないことも合わせて話します。)
英語の絵本を読み聞かせながら、今の時代の女性像も印象づけられる、一石二鳥なおすすめ絵本です。

Yoshimi Ueda // Tokyo

上田佳美/東京

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Photo: (C)Jason Bolonski