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5月14日の母の日が迫る中、「どうやったらママ・パパに感謝の気持ちを伝えられるだろう？」そんなことを、子どもたちと一緒に考える時間を作りました。

その中で数週間前に実施した、茶道のイベントが印象的だったのを思い出しました。

茶道の一つひとつのステップには意味があって、「思いやり」「感謝」の気持ちを伝えることが出来ると教わった子どもたち。

いつも色んなことを自分たちのためにしてくれる、パパとママ。そんなパパ・ママに「思いやり」のお返しができる良い機会だ、ということで、ママ・パパを招待してTea Partyことお茶会を開くこととなりました！

この日に合わせて子どもたちは、２つの準備をしました。

まず、当日お茶とお菓子を振舞う際に使う、テーブルクロスの作成。

レッジョアプローチでは自然素材を使ってアート作品を作ったりしますが、今回はお茶会にちなんで、お抹茶でテーブルクロスに絵を描くことに！

抹茶を水で練って絵具にして、子どもたちが思い思いに美しい若草色の抹茶で着色していきます。でき上がったテーブルクロスは、お抹茶のいい香りを漂わせていました！

そしてもう一つ、当日振舞うお菓子作りも。白玉をゼロから作ります！

コロナもありスクールで料理をするのは久しぶりで、みんな大盛り上がり！

園長先生から、ちゃんと食べられる白玉団子を作るには正確さが必要なんだよ、と教わった子どもたち。料理用の秤を使うのは初めてでしたが、一生懸命に目盛りを確認しながら粉を計量していきます。

さて待ちに待った当日。菅刈公園に併設されている素敵な和館に集まります。広々とした館内の畳の上に、子どもたちが抹茶で絵を描いたランチョンマットが敷かれています。

早速、ママとパパの熱い視線が注がれる中、子どもたちがスクールで何度も練習してきたお茶の腕前を披露！心を込めて作った抹茶。子どもたちが「どうぞ」と手渡した時のママとパパのとっても嬉しそうな顔が印象的でした。

私たちのスクールでは、時折こうしたイベントを企画して、子どもたちの成長した姿をお母さんお父さんに見てもらう機会を作っています。

そんなイベントの企画・開催で大切にしているのが「子どもたちとの会話」です。これは日々のスクール活動にも共通して言えることですが、Teacherは子ども達に寄り添い、継続的な対話を通して、子ども達と一緒に様々な体験をしていきます。こうした活動の中のコミュニケーションによって、子どもたちは言葉や考える力、表現する力などを大きく伸ばしていくことが可能なのです。

今後もクリエイティブでインスピレーショナルなイベントを逐次開催していきます！Stay tuned!