「いい子」が危ない理由とは?幼児期に大切にしたい“自分で決める力”の育て方

カテゴリ: レッジョエミリアアプローチ・探究学習

「いい子に育ってほしい」

多くの保護者の方が、そう願っているのではないでしょうか。
言うことをよく聞く子。ルールを守れる子。周りに迷惑をかけない子。

どれも大切なことのように思えます。

しかし、私たちは日々子どもたちとかかわる中で、少し違う側面も感じています。
それは、「いい子」でいようとするあまり、自分の気持ちを抑えてしまう子がいると言うことです。


例えば、おもちゃの貸し借り。
一般的には、「貸して」と言われたら「いいよ」と答えることが“良い行動”とされる
ことが多いと思います。
しかしKodomo eduでは、必ずしも「いいよ」と答えるようには指導していません。

子どもたちは実際に、
「今使っているから、終わったら貸してあげるね」(I’m using it now, but I’ll give it you when I’m finished.)
「あと5分したら貸してあげるね」(I’ll give it to you in 5 minutes.)
といったように、自分の状況と相手の気持ちの両方を考えながら、やりとりをしています。

ここで大切なのは、“断ること”ではなく、自分の気持ちを理解し、相手とどう折り合いをつけるかを考えることです。

もし「いいよ」と言うことだけが、正解になってしまうと、本当は使いたいのに我慢する、という状況が生まれてしまいます。
それでは、「自分の気持ち」よりも「周りに合わせること」が優先されてしまいます。

これからの時代に必要なのは、ただ従う力ではなく、自分で考え、自分の意思を持ち、それを伝える力です。


先日、保護者の方からも印象的なお話を伺いました。
お子さんが、「今は眠いから、少しそっとしておいてほしい」と自分の状況を言葉で伝えたそうです。

以前は、気持ちが乱れるとうまくコントロールできなかった場面でも、今では自分の状態を理解し、言葉で表現できるようになっています。

これはまさに、自分の気持ちを認識し、伝える力が育っている状態です。

Kodomo eduでは、こうした「小さな選択」と「表現」を大切にしています。
貸すかどうか。どう伝えるか。どう折り合いをつけるか。

日々の中で繰り返されるこうした経験が、
✔️自分で決める力
✔️他者とかかわる力
✔️感情をコントロールする力
へとつながっていきます。

「いい子」であるよりも、「自分の気持ちを大切にできること」
それが、これからの時代においてとても重要な力だと私たちは考えています。


Kodomo eduでは、子どもたちの主体性と表現力を大切にした環境を提供しています。
説明会・見学も随時受け付けていますので、ぜひ一度、実際の様子をご覧ください。
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