Kodomo Edu Method
SEL教育(社会情動的学習)
「自分ならできる」という自己効力感。失敗しても諦めない心の強さ。アメリカ発のSEL(Social Emotional Learning)は、ノーベル経済学賞受賞者の研究にも裏付けられた「非認知能力」を育む教育です。Kodomo eduにとって、英語はその力を引き出すための"鍵"にすぎません。
What is SEL
SEL教育(社会情動的学習)とは
SEL(Social Emotional Learning=社会情動的学習)とは、自分の感情を理解し整える力、他者と関わる力、目標に向けて粘り強く取り組む力など、テストの点数では測れない「非認知能力」を育む教育です。アメリカで最先端の研究が進む分野で、Kodomo eduではスタンフォード大学のSELカリキュラムや最新の脳科学・発達心理学の知見を参照しながら、独自の心の教育プログラムを開発しています。挑戦→失敗→再挑戦というサイクルを肯定的に受け止め、自分を信じてやり抜く力(Grit)や、困難を乗り越える回復力(レジリエンス)を育みます。
「非認知能力(non-cognitive skills)」という用語そのものを最初に使ったのは、社会学者のSamuel BowlesとHerbert Gintisです。1976年の著作『Schooling in Capitalist America』の中で、IQや学力テストで測れる「認知的なもの」以外の、人格・態度・行動特性を指す言葉として、経済学の文脈で初めて用いられました。
出典: Bowles, S. & Gintis, H. (1976). Schooling in Capitalist America
Evidence
半世紀の研究に裏付けられた教育
「非認知能力」の概念を体系化し、世界の教育政策に広めたのが、2000年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者James Heckman教授です。40年間の追跡データによって、その重要性を実証しました。
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7〜8倍
幼児期(0〜5歳)の教育投資が生むリターン(大学期のリターンを1とした場合)
Heckman, J.J. (2017)
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80%
脳の実行機能に関わる神経回路が、6歳までに形成される割合
Diamond, A. (2013). Annual Review of Psychology
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$13
幼児教育に1ドルを投資した場合の将来的なリターン(Perry Preschool Project)
Heckman, J.J. (2017)
上記のROIの根拠となっているのが、1962年に始まったペリー就学前プロジェクトです。低所得家庭の123名の子どもたちを対象に、40年以上にわたって追跡調査が行われ、幼児期の非認知能力への投資が所得・就業・健康・学歴達成といった長期的な人生の成果に影響することが明らかになりました。Heckman教授はこの研究をもとに「幼児期への投資が最も高いリターンをもたらす」という"ヘックマン曲線"を提示し、2006年の論文では非認知能力がIQと同等かそれ以上に将来の労働市場での成果を左右することを大規模な経済分析で実証しています。 Heckman, J., Stixrud, J. & Urzua, S. (2006). Journal of Labor Economics
脳科学の面でも、6歳までに実行機能(作業記憶・認知的柔軟性・自制心という3つのコア機能)が著しく発達することが分かっています。実行機能は、目標を立て、計画し、やり抜く力の土台です。 Diamond, A. (2013). Executive Functions. Annual Review of Psychology
2015年にはOECDが報告書「Skills for Social Progress」で、意欲・協調性・忍耐力・自制心・好奇心・レジリエンス・共感力・創造力・やり抜く力という9つの非認知能力を取り上げ、以降、世界の教育現場に広がっています。世界経済フォーラムの「Future of Jobs Report(2023)」が挙げる2025年に求められる上位5つのスキル——分析的思考力・創造的思考力・レジリエンス・好奇心・意欲——も、いずれも非認知能力です。 OECD (2015). Skills for Social Progress; World Economic Forum (2023). Future of Jobs Report
In Practice
Kodomo eduでの実践
サークルタイムでの対話、失敗しても挑戦をやめない声かけ、気持ちを落ち着けるための時間——SELは特別な授業ではなく、1日の生活のあらゆる場面に織り込まれています。
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一人ひとりの気づきに、先生がじっくり向き合う。 -
サークルタイムで、聞く力・待つ力を育む。
お子さまの育ちは、カリフォルニア州教育省が採用する成長指標をもとにした10項目アセスメントで、毎学期、保護者の皆さまと共有しています(お子さま個人の詳細な評価内容は掲載せず、枠組みのみをAboutページでご紹介しています)。
そして、Kodomo eduが大切にしているのは「英語は手段であって、目的ではない」という考え方です。ネイティブ講師との対話は、単に語学力を伸ばすためだけのものではありません。母語のフィルターが外れ、失敗が許容される対等な対話の場だからこそ、子どもたちは自分の考えを臆せず表現するようになります。英語環境は、非認知能力を引き出す"スイッチ"であり、その先にある自己効力感・自己肯定感・やり抜く力こそが、Kodomo eduが本当に育てたい力です。
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Kodomo eduの教育は、3つの柱の組み合わせで成り立っています。